教育方針

この言葉はイエスが亡くなる前に弟子たちに与えた最後のメッセージです。

すべての人は神様の子供であり、お互いに兄弟姉妹ですので、互いに愛し合いなさいということです。赤ちゃんも、子供も、人種や男女の区別なく、どんな人も一人ひとり尊重されなければなりません。

カトリックの教えには、神様が天地を創られたということがあります。教会の長い歴史の中で、20世紀の半ばまで、聖書は神様の言葉であり、一字一句あやまりがない、すべてが神様の教えであると考えてきました。聖書の最初の書である創世記の初めに、天地創造の話が書かれています。神様は6日間で天地を創造され、7日目に休まれたと書かれています。創造の業は完成したと考えられてきました。

しかし、最近の聖書解釈の進歩により、聖書の記述は、書かれた時代の宇宙観や価値観に左右されているということがわかりました。天地創造の話では、神様は人間を神にかたどって創造されたから、すべての人には善を行う力が備わっているということを教えているのです。

現在のカトリックの教えによると、神様の創造の業は継続しており、私達にその任務が任されています。世界を破滅に導くとしたら、それは神様の計画ではなく、人間の業によるものです。

モンテッソーリ教育法を始めたモンテッソーリという人はイタリア人でカトリックの信者です。ですから、モンテッソーリ教育法の根底にはカトリックの教えがあります。

モンテッソーリは次のように述べています。
「子どもの活動は人類の最大の創造のわざです。」
「子どもには神の創造のわざに参与している側面があり、この観点から子どもに仕えなければならないということです。わたしたちは子どものこの創造のわざに奉仕する者になりましょう。」

子どもが心身共に成長することが創造のわざなのです。私たちはこの創造のわざに仕える必要があるのです。これはカトリックの教えと一致しています。

幼稚園において、子どもたちは自由選択による活動をします。子どもたちは、なんらかの理由によって逸脱していても、本来の道へもどり、心身共に成長していくことができます。